7月26日本日

ペットCTの結果診断でした。第三ラウンドに突入しました。

肝臓の再発と肺への転移の診断でした。まだ初期の段階なので来週に今後の方針を立てますが、とりあえず抗がん剤のランクアップ(点滴)で様子を見て、手術のスケジュールを決めます。前回の抗がん剤はよく効いたのですが、肝臓へのダメージが強力だったのと手足のシビレがひどかったのでその辺を考えての抗がん剤の選択になります。手術の時期と抗がん剤の種類(副作用との兼ね合い)、どれを優先して選択するかなどが医者の腕の見せ所でしょう。

 

7月21日

一昨日ペットCTを受けました。結果は26日の診察になります。マーカーの上昇の原因がわかると思うので正直不安はあります。

本日は池袋のフライベントに行こうと暑い中を出かけたが、寒い冷房電車に乗ったとたんに何となく息苦しくなった。年齢と抗がん剤治療中を考えるとやはりこの暑さに出かけるのは・・・。昔は暑い中長距離歩いていたので甘く見ていたが諸々考えなければいけないことを改めて感じた。

7月18日

暑い・暑い特に何の変化もない毎日でした。明日はペットCTの日です。胸のしこりもCTで性格がわかるので結果を待つことにする。それにしても副作用を含めた体全体のケアを一括して管理してくれる体制は取れないものだろうか。それぞれの症状に対してたくさんの薬を飲むようになりますが、それぞれの薬のバッティングを含め・・・。もちろん自分が一番体調を含め分かっていますのでコントロールできるのですが、専門的な知識がないので不安があります。

7月1日

現在の正直な気持ちは、やはりガンは侮れないなという気持ちです。腫瘍マーカーが4月に1.2、5月に4.5、6月に11.3でした。5が正常値の上限ですから何らかの異変が体の中で始まっていると思われます。もちろん自覚症状はありません。別件の手足のシビレは前の抗がん剤の副作用です。これは少しひどくなっているくらいです。また心配ごとの一つですがですが、笑い事ではありませんが左の胸に小さいしこりが出来ました。乳癌では・・と疑ってしまいます。男にも乳癌はあるのです。ただ触れると痛いので違う腫瘍かと思っています。近々診てもらおうと思っています。

 

2017年6月

6月29日

昨日6月の検診が有り、超音波エコーと採血をしました。エコー結果は大した異常はない(結果所見は読んでも分からないがいろいろ書いてありました。)ようで医師からの指摘はありませんでした。しかし血液検査の結果腫瘍マーカーが正常範囲の5を越えて10.3でした。ガンが再発しているかは分かりませんが、何か異常があるのでペットCTを19日に撮ります。ガンが有る場所に色彩のある造影剤が集まる便利なCTスキャンです。第3ラウンドにならないように祈るばかりです。

6月22日

帝国ホテル(ペギー葉山「お別れ会」)での大きな集まりに約2年ぶりに出席した。

杖をついての出席だったが、久しぶりの方々にお会いして顔色が良いといわれれしかった。

6月3日

バンドのOB会があり思い切ってステージで3曲演奏。

理由を説明しての座っての演奏だが客観的に見ても元気に見えたようで嬉しかった。

6月1日

昨日(5月31日)1ヶ月ぶりの検診でしたが特に異常はありませんでした。

*抗がん剤の副作用(末梢神経障害)は相変わらず治りません。

5月、4月は投稿をしませんでした。色々な事はありましたが、元気になったのでだろうか、書く気になりませんでした。

「天気晴朗なれど波高く」は有名な古くからある言葉だが、最近石原慎太郎が使って話題になった。私の状態に置き換えると、ガンの検査値は異状ないが副作用での手足の末梢神経障害は全く良くならない~と言ったところだ。

5月は季節的には寒すぎず暑すぎず一番爽やかな時期だ。

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毎日の病状の変化が特にないので、改めて告知からの経過と治療状況などを記事の抜粋で回顧してみた。

(カッコ内は追記)

 

ガン発覚から大腸(上向結腸切除)手術

2015.11.14

 大腸カメラで潰瘍発見。(精密検査をしないとガンとは断定できないが医師はガンだと分かっていたようだ)

半年程前から月に1回程朝お腹が張って、臍周辺が差し込むように痛くなりゴロゴロと右上に移行。それもゴロゴロと言って直ぐに治る。5分位するとまた同じ症状が。11月初めは痛い時に吐き気冷や汗が出た。1日食べないでいると1日で良くなった。

私も何となくガンではないかと思っていた。

 (ガンは早期発見早期治療改めて感じます。)

(大腸カメラ検査の結果は、右の結腸の所でカメラが支えてしまうほど大きな潰瘍があった。

 この後入院が11月28日に決まり、それまでに手術のための検査や手続きで病院に何回か通院しました。)

 

2015.11.28                                   

入院の朝、日常生活とは暫くのお別れ。でも気分はいつもと変わらず、病院での時間をどう有効に過ごそうかを考える。 入院手続き、諸々説明が終わりとりあえずひと段落。手術は122日に決まったようだ。

 2015.11.29

かみさんの話で肝臓に転移している事が判明。矢張りかと言う感じだ。何年生きるか分からないが、中身の濃い生活をしよう。(この時点でステージ4の進行ガンなので余命?年を覚悟した。)

2015.12.2                                

いよいよ手術日。昨日色々説明を受けたので心配は何もない。メールでのたくさんの方の激励嬉しく、感謝するのみだ。手術は12時頃から5時間ほどかかるそうだ。明日日記が書ければ良いが。

1時になっても2時になっても呼びに来ない。覚悟の気持ちが緩んでいくようでいやだ。話によると緊急手術が入り結局4時過ぎになってしまった。お医者さんが疲れてしまうのではないかも心配だ。(手術室の様子はこちら

2015.12.4

管が2本位取れてだんだん楽になった。今日から500mmの水も許されたが、点滴で入っているせいかあまり欲しいと思わない。現在入っている管は食事代わりの点滴、尿管、背中からの麻酔、お腹から余分な物を出す管、昨日外れた管は胃にたまる液を出すものだった.(手術の次の日には廊下を3週ほど歩いた。麻酔も効いているので痛さもないのでちょっとビックリだった。)

2015.12.8

手術から6日目今日からお粥になるらしい。朝からおかずのカボチャやツナと野菜の細く切ったものと五分粥、味噌汁風など急に豪華な食事だ。全部食べたら絶対食べ過ぎなので70%位食べた。何と管が全部外れた。「普通がこんなに自由」これは身体だけではないなと思った。許可が出たので思いきって入浴もした。1週間ぶりになる。爽やか。

2015.12.13

いよいよ退院です。お世話になりました。最初に思っていたより嫌な事が無かった。精神的にピュアになれた入院でした。1月からの抗がん剤治療はこちらから

(今思うにガンの発病場所が直腸でなくてよかったと思う。人工肛門の可能性もあった。)

抗がん剤治療

(2016年に入りこれから抗がん剤の治療期間に入る。肝臓のガンの縮小と大腸の再発防止のためだ。)

2016.1.6

点滴ポートの埋め込み手術の日だが、なぜ普通の点滴でなくポートを埋め込むのか。抗ガン剤はとても強い薬らしく、腕の血管だと2回から3回で場所を変えなくてはならない事や、点滴中46時間ほど入院が必要となる。その為に心臓に近い所に中継所を作り安全に的確に点滴を行うためだ。

 

正月ムードが過ぎ去ったと思ったら、昨日から早速の入院でした。病院の看護師さんも若くて可愛いし、顔馴染みも多いので快適です。

いよいよはポートを胸に埋める手術でしたが、局部麻酔なので先生達の会話丸聞こえ。オイオイと言う内容も有り~。

首の血管を切ってカテーテルを心臓に近い方に差し込み、胸に針山風の物を埋め込み、こちら側を繋ぐ結構ヘビーな手術でした。今は首は回らないしツバ飲み込むと扁桃腺が腫れている様な違和感があります。明日はいよいよその針山に抗ガン剤の点滴です。

 

2016.1.11

2度目の 退院だ。

次のスケジュールは15日の検査、21日からの入院だ。この入院は抗がん剤の投与だが、今回は別の薬なので4日間程入院して副作用の様子を見るためのものだ。

2016.1.21

3回目の入院だ。部屋番号を聞いたら何と前と同じだ2人部屋だがその日は私だけで個室状態だ。その日は手続きや説明だけで夕方にシャワーを浴びただけで夕食だ。まるで旅館に来たようだがまあ食事で我に帰るが味は悪くない。

2016.1.22

今日から相方が入院でご挨拶にみえたら何と前回と同じ方だった。時間がタイムスリップしてしまった。先方は手術の為の再入院だそうだ。皆んななかなか大変だ。私は新しい抗ガン剤の投入だ。就寝迄は何も副作用は無い。(25日に退院した。)

2016.1.31

今まで全くと言っていい程副作用が無かったが、昨日頃から口の中が全体的にヒリヒリする感じだ。今日気がついたのが、顎の辺りがカサカサで触ると違和感がある。痛いとか痒いとかはあまり無いが、広がっていくと嫌だ。

2016.2.13

口の周りは前からこわばった感じがしていたが、口の中が炎症を起こして熱いもの、冷たいもの、辛いものなどがしみて痛い.喋ると炎症した場所が歯などに触れてきちっと喋れない。食べるものも美味しくないから食事量も少なくなる。

 

2016.2.29                                                                                                           うるう年で特別な日だ。副作用の方はだんだん強力になって来ている。手足先の痺れやひび割れ傷、口内炎症で感覚はあるが唇周りが痛かったり、熱い辛い等が駄目で何を食べてもボソボソした感じがある。

 夜目が覚めると胸焼けがしている。酸っぱい胃液が上がってくる。とりあえず水を飲む。副作用の顔のブツブツが頭にも出来て痒い。

2016.3.22 

この数日口内が相当ダメージを受けている。夜目が覚めると口内が乾燥し、舌が痛い。食事はいつものように熱いものや冷たすぎるものはダメで、塩辛いものもいつもの倍以上刺激があるので、みそ汁は味噌を三分の一くらいにして冷ましてから飲む。生姜や唐辛子の辛さはいつもなら感じないくらい入っていても刺激が強くて食べられない。味は何を食べても殆どなし。したがって食欲もない。

 

2016.3.23

体全体の皮膚がカサカサでゾウの皮膚みたいだ。しかも痩せて皮膚がたるんでいる感じで年なりの老人風で情けない。

 2016.4.17

明日がまた抗ガン剤投与の日だ。1月からだから4か月になるが、味を感じない食事、殆どカサカサな全身、何時もどこかが痛い指先、こんな毎日がいつまで続くのか。新聞やTVで見ると、もっとヒドイ方々がいるのになにを贅沢な、と思いつつ。陽子線治療や免疫治療法の話題に自分を当てはめて考える。高額料金や副作用、今の段階の自分には当てはまらないな〜。

 

2016.4.18

 

今日は採血・抗ガン剤投与の日だ。採血の結果は、流石に4か月目ともなると、身体全体の機能が少しではあるがダメージを受けているようで、数値に現れている。しかし効果の方は先生が「がん無くなってるんじゃないか」という程数値にが下がっていた。21日のCT検査ではっきりする。

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最近手先の痺れが強くなった。それと食べ物の味が違うのはがっかりする。好きな物を何でも〜と言われても、好きだった物を思い出して00を食べてもその味がしない。味が無い感じなので食欲が無くなる。

 2016.5.2

 CTの結果が出ました。

抗ガン剤がとても良く効いている様です。手術後のCT写真にあった、肺の細かい物と肝臓の細かい物は無くなっていました。肝臓の2cmの物も殆ど無くなっていました。5cmの物が半分位になっていました。従って抗ガン剤を続け、何処まで小さくなるか、無くなるか様子を見ます。これだけ効くケースはあまり無い(医者いわく想定外笑)ので、どうやって収束するかは分かりません。皆さん励まし抗ガン剤のお陰です。感謝!!しかし抗ガン剤治療は続きますので、不快な毎日は続きます。贅沢な悩みでしょうか。

2016.5.8

昨日あたりから指先のしびれと口内の潰瘍?荒れ?がひどい。その日によって同じものを食べても極端にしみる場合とそうでもない日がある。灰汁のある果物や野菜はてきめんだ。トマトやパイナップルなどがとてもしみて食べられない。

手先はしびれと同時に乾燥のせいかひび割れができる。これが思ったより痛い。ボタンが留められなくて苦労していtる。

 2016.5.12

昨日から口内潰瘍が重症で何も食べられない、食べたくない。矢張り人間食べる事が第一だと思う。更に下痢になっている。全て副作用なのだが、体力も落ちるので栄養の点滴をしてもらう。しかし下痢にしても、体自体が悪いのか、抗ガン剤の副作用かが分からないのは困る。6月いっぱいで、抗ガン剤を投与して半年になるので一区切りだと思う。もう一息頑張ろう。

2016.6月

6月になって諸々だいぶ楽になった。寒い時はトイレに行っても水が冷たく手も洗えなかったが、一事が万事少しは料理もする気になってきた。しかし今問題は車内やお店の冷房がこたえる。車内でひざ掛けをしたりマフラーを巻いたり・・・やはり人目も気になるし。

 

1月7日に抗がん剤投入による化学療法を始め、5か月が経過した。諸々の副作用には悩まされたが、思っていた程ではない。元々抗がん剤で完治することはないし、効果が出る人の割合も低いと言われるが、私の場合は細かい癌が消えたり、大きいものも半分くらいになっているので上出来だろう。

 

しかし、これからが見えないない。医者は抗ガン剤が効いているようだから続けましょうと言うが、小さくなったものを取り除けるのか、現状維持で良しとするのか?薬に免疫ができると効かなくなるので、その時は新しい薬に代えて同じことをやるのか?等など、医者も含めて誰にも分からないのがこの病気だと思う。いずれにしても厄介な病気だ。

 2016.7.1

抗がん剤を始めてから半年が過ぎた。幸い効果が出る体質のようでガン自体が消えたものや半分近くに縮小したものもあり、どの時期をもって切除するのかを決めるのだろう。

大腸転移の肝蔵ガンだけは幸せにも、手術による切除で完治するケースが35%から50%有るとの事です。

7月の21日にCTを撮って決めるのだが、抗がん剤が抗体ができて効かなくならないうちに処理できるといいと思う。

治療期間が長くなると、薬が蓄積して副作用も強くなるそうだし、抗がん剤を変えて行くたびに効果も薄れていくようだ。

 2016.7.25

21日に撮ったCTの結果を見ながらの診断です。4月に撮ったCTが薬の効果が有ったので、今回も更に期待したのですがそれ程変わらなかったので、肝臓の患部を切除する方向で検討。肝臓専門の先生と30日にお会いし、手術の打合せをする事になった

 

2016.8 .1

いよいよ癌治療も第2ラウンド。担当医が大腸から肝臓担当に代わり、8月末の肝臓切除手術(4カ所切除かあるいは3分の1+2カ所)になる模様。手術日は8月中⒛日以降になる予定です。

 

2016.8 .2

今日はペットCT検査をやってきました。2度目です。結構大事なポイントでもし肝臓以外にがんが見つかると八月末の肝臓潰瘍部分の切除手術は中止になるだろう。そして進行を遅くする抗がん剤生活に入るのだろう。

 

 

2016.8 .10

今日は麻酔の説明を受けました。すでに昨年末の手術で問題点はなかったのですが、残念なことが分かりました。

 一つは背中に打つ硬膜外麻酔ができないことです。この麻酔は手術後に痛み止めの薬も入れられるので前回の手術で強い味方でした。しかし今回は抗がん剤の影響で血小板が半分くらいしかないので問題が起こる可能性がありできないとの事でした。手術後の痛みが心配です。

 

もう一つは、手術とは関係ありませんが、副作用の手足のシビレれがすぐには治らないと言う事が分かりました。半年投与していたものは治るのに1年ほどかかるようでとても不自由です。

2016.8 .13

今日は検査の結果で今後のスケジュールを決める日だ。医師は潰瘍の出来方を調べ、切除の仕方を考えているようだ。たぶん3分の1と細かいもの2つか3つを取るのだろう。ここで問題が・・・。肝臓の色が少し黒くて機能が悪くなっているようだ。多分抗がん剤のせいだろう。結果手術のスケジュールを半月延期し、916日を予定した。

2016.8 .27

今日は先日来の検査の結果を見ての診察日だった。前回もそうだった。肝臓機能検査の数値があまりよくない。スキャン映像も全体的に黒っぽい。先生曰く、抗がん剤の影響でまだ肝臓の機能が完全に回復していないようだ。93日にもうイ1度血液監査でチェックし、16日に予定している手術日を再検討することとなった。

2016.9 .15

入院して諸々の説明とMRI検査をする。工事現場に来たような検査だ。耳栓をしてくれるのだけど今の技術をしてもあんな音が軽減出来ないのが不思議だ。

大腸の時と変わりは無いが、今回は開腹手術だからか、明日の夜はICUで一泊するらしい。

2016.9 .16

手術

今日書けません。

 2016.9 .17

今日集中治療室から一般病棟にもどりました。昨日の手術は、9時頃に始まり4時間くらいで終わりました。結局4箇所の切除でした。一番難しい大きいガンも、血管や胆管に癒着していなかったので肝臓3分の1取らなくてよかったのです。肝機能は抗ガン剤の副作用で弱っていたので、少しでも残せて助かりました。

(開腹手術後は傷跡からの液漏れや発熱などありましたがそれも回復し23日には退院できました。)

2016.9 .18

 毎日がおかげさまで平凡であまり書くことがありません。

これが良いことで、贅沢なことでなのだと思います。

2016.11 .12

 本日は検診の日でした。5日に採血したデータとCTの写真での検診だった。採痴データを見てマーカー数値が高いと言われ?何でだろうと思っていると、医者がスキャンの画像をチェックして「えつ!」言った。医者のこのセリフは体に良くない。

全快の検査では見えなかった小さながんが成長していたのだ。従って再手術だ。

とりあえず今度は取り残しが出来ないので、1130日にもう1度ペットCTをして12月に手術になるようだ。幸い場所的には難しい所ではないので不幸中の幸いだ。

なかなかガンは一筋縄にはいかない。

年末でもあり、もう一度諸々スケジュールなど仕切り直しをしなければならないようだ。

2016.12 .7

 今日は午後から先週のペットCT と血液検査の結果診断だ。血液の方は先月発見された肝臓の潰瘍がどのくらい進んでいるかが分かる。ペットCTは7月25日に抗がん剤をやめてから肝臓・大腸を含め、他の部位に再発していないかが分かる。いずれにしても発見されている肝臓は年内に手術をすると思うが、他のに再発していないように祈るだけだ。

2016.12 .8

検査の結果他の臓器の転移や大腸の再発はなかったので一安心。肝臓の腫瘍は一月分進行しているようだ。早々に手術だが最短で27日だったのでそこで決定。入院までに通院で諸々の検査などをして24日(クリスマスイブ)に入院の予定。

2週間の入院にしても1月10日位に退院になる。「年末年始はハワイに行っています」という事にしておこう

2016.12 .24

クリスマスイブと入院は何と噛み合わない。ハードロック歌手が海水浴をしているように似合わない。

二人部屋は嫌な印象があったが、個室という訳にも行かないので、申し込んでいた。しかし空室が無く今日は大部屋へ。むしろこちらの方が気を使わないかも知れない。

入院に際しての諸々手続きや基本作業とレントゲンなどで一日が終わり夕食。出ました!鶏モモとケーキのおもてなしでした。(更に年越しそばも出ました。写真は下)

病室のイブのレシピのおもてなし その優しさがなぜか悲しい」

2016.12 .26

昨日から二人部屋が空いたので移動した。1日過ごした相部屋は6人部屋に5人だった。そこで分かったことは、それぞれの病状、ある程度の性格、家族の状況などみんな筒抜けになってしまう事だ。またそんな話が聞きたく無くても聞こえるので落ち着かない。患者ごとに担当の違う看護師さん達は、大きな声でハッキリと話すように教育されているのだろう、部屋の中は何時も賑やかだ。二人部屋に移動して良かったのは、ものを考える時間が持てるのと、やはりスペースを含め気分的にもゆったり出来る事だ。

 

明日手術なので、今日は説明や準備で忙しい。その中で経験した人しか分からないのがおへその掃除だ(もちろん看護師さんがやってくれます)。多分ばい菌などが潜んでいると、手術の時に誤って入るといけないからだろうが、結構細かい所に念を入れた注意がはらわれている。その他これは当日の準備だが、足にキツキツな長めなストッキングを履く。これは長時間寝たきりなので、足の血管に固まりが出来るのを防ぐためだ。飛行機などで長時間座っていなる時に起こる例の病気の予防だ。

明日は朝8時過ぎから手術なので多分日記は書けないだろう。

2016.12 .29

28日は手術報告出来ませんでした。手術の第一報です。27日午前8:30から2時で無事終わりましたが、終わってからが痛かった、目が覚めてから傷の痛みがハンパ無かった。痛みが激しく、唸る、冷や汗をかく、吐き気もする。思わず握りしめるもの何か下さい。片手タオル片手ベッドの柵にを握り締めた。後からカミさんの話しでは、血圧も下がって来て、これで駄目なのかと思った、と言っていた。
そんな事で今回は難産だ。只今熱が39度体は身動きできず。難儀な事です。今日はここまでで精一杯です。スミマセン。(以上28日分)

   29日

今日はやっとホットしています。
点滴以外の管ははずれました。熱も37度位になり傷は未だ痛みますが順調に回復してるようです。
ご心配をかけました。

痛みは取れたとは言え、ベッドの上がり下りやトイレへの歩行は唸りながらです。未だ2日後ですからね。

2016.12 .30

病院内もここまで押し詰まると、正月を自宅で迎えようと患者数がだんだん少くなる。今日からは多分二人部屋を個室の様に使えるのではないか。(甘いかな)看護師さんも手が空くからケアーが良くなる。嬉しい。

2016.12 .31

今年も1年間お世話になりました。皆さんの励ましが有って、病院とは言え新年を迎える事が出来ました。感謝!!

2017.1 .6

体調は全て順調で、医者の回診も顔と傷口を見るだけで、退院準備バッチリですねなどの会話。

最終確認採血もスンナリ採れました。夕方担当医の説明があるとの事。

 6時に説明を受けました。採血結果も問題無いので明日7日退院決定。1415日の年末年始入院体験ツアー も最後の夜を迎えた。

2017.1 .7

今回の再入院で改めてガンの怖さを感じた。前回の手術(9月)で見つからなかった小さいガンが抗ガン剤が無いと、たった3ヶ月でだいぶ大きく成長してしまうと言う事。再発はいつ何処で起きるか分からない事。

今回は肝臓のダメージも良くなっているので、この後抗ガン剤を始める。注射点滴でなく錠剤になるようだ。もちろん副作用は有るらしいが、最小限を願うばかりだ。

午後には久しぶりに自宅に帰れる。

 

 

 

2回目の開腹手術はどこを切るのだろうかと心配していたが結果は写真のように同じ所でした。それにしても昔の切腹のようなものですね。)

 

2017.2 .15

 今日は1月7日退院後2回目の診察日でした。抗がん剤を始めて1か月で、今回の薬では目に見える抗がん剤の副作用はなかったが血液などへの影響はどうだろうか。採血も結構上手くいき、結果発表の診察になった。

もう一つの心配していた部分は、肝臓の機能とがんの存在を示すマーカーの値だが、今回はすべて順調だったので何となく気分がさっぱりした。

抗がん剤は続けるが、予防のためで治療の為ではない。しかも副作用があまりない事は分かったので少し安心だ。残るは半年前に終わった点滴抗がん剤の副作用の手足のシビレだけだ。ただこれは良くなる兆し全くなしでとても煩わしい。杖の生活はまだ続きます。あーあ!

(3月4月は特に検診や新抗がん剤の副作用に問題がなく順調に経過した。手足のシビレだけは全く良くならず、杖をついての歩行を余儀なくされている。)

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